宇都宮市でのLRT開業に合わせて「LUUP」の提供を拡大
電車との乗り継ぎに活用いただき、停留所から先の端末交通の充実を目指す
※2024年9月2日追記:宇都宮市が公募した実証実験下での「LUUP」の提供は終了しますが、引き続き2027年9月30日(木)まで市内でサービスをご利用いただけます。
株式会社Luup(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:岡井大輝、以下「Luup」)は、2022年6月に栃木県宇都宮市が実施した自転車・電動キックボードのシェアリングサービスの実証実験の公募において採択され、2022年12月1日(木)から2024年3月31日(日)までの期間限定で電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」を提供しています。この度、8月26(土)の宇都宮市内でのLRT(次世代型路面電車システム)の開業に合わせて、サービス提供内容を拡大したことをお知らせいたします。
背景
Luupは、“街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる”をミッションに、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリングサービスを展開しています。電動アシスト自転車や電動キックボードのみならず、電動・小型・一人乗りの電動マイクロモビリティを包括的に取り扱い、ファースト・ラストワンマイルの移動手段を確立し、全ての人が自由に移動できる未来を目指しています。
宇都宮市では、誰もが移動しやすい交通環境を実現するため、LRTやバスなどの公共交通ネットワークの構築と併せて、公共交通ネットワークを補完し、鉄道駅やバス停留所と目的地等を結ぶ交通手段の充実に向けた取組が進められています。
宇都宮市での「LUUP」の提供を通じて、まずは中心市街地での移動手段としての有効性の検証や安全な利用環境などを検証する実証実験を実施してきたところであり、地域における交通手段の新たな選択肢としての活用が確認されており、こうした結果を踏まえ,この度のLRT開業に合わせて実証実験地域をJR宇都宮駅東側のLRT沿線や周辺の住宅街まで広げ、ポート数や車両台数を大幅に拡大することとなりました。
ポートについては、「宇都宮駅東口」や「宇都宮大学陽東キャンパス」といった乗り継ぎ拠点となるLRT停留場はもとより,「駅東公園前」や「峰」といった一般の停留場付近にも設置することに加え、停留場との行き来で活用いただけるよう、住宅地や大学周辺にも複数箇所設置しています。「LUUP」をLRTとの乗り継ぎにご利用いただき、街の皆さまにとって安心・安全なラストワンマイルの移動手段となることを目指します。
※参考…芳賀・宇都宮LRT公式ホームページ(https://u-movenext.net/)
宇都宮市 佐藤栄一市長のコメント
宇都宮市では、誰もが快適に移動しやすい公共交通ネットワークの構築に取り組んでおり、本年8月26日には、ネットワークの要となる「芳賀・宇都宮LRT(ライトライン)」が開業したところであります。このライトラインの効果を沿線に広げていくためには、停留場から目的地までを結ぶバスなどの交通手段を充実させることが重要であり、今回のLUUPの「電動アシスト自転車」や「電動キックボード」を活用した実証実験により、市民や来訪者の方々がより便利で快適に、そして楽しく移動できることを期待しております。
「LUUP」サービス概要
・内容
電動アシスト自転車と電動キックボードのシェアリングサービス
・詳細
スマートフォンアプリ「LUUP」を用いて、電動キックボードや電動アシスト自転車に乗車し、街じゅうにあるポートからポートへ移動できます。
・提供期間
2024年3月31日(日)まで
・ご利用可能時間
電動アシスト自転車、電動キックボード共に24時間ご利用可能
・ご利用料金
都度払い:30分ごとに165円(税込)
月額:2,000円(税込)
毎回30分乗り放題となり、超えた場合は30分ごとに延長料165円(税込)が加算されます。
購入サイト(https://www.kiigo.jp/disp/CSfGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=168)
・車両台数
電動アシスト自転車:開始時の50台から【100台】に
電動キックボード:開始時の30台から【60台】に
※順次追加予定
・ポート数
開始時の10ポートから【約45ポート】に
※順次拡大予定
・走行エリアの制限について
オリオン通り:全域において車両から降りて手押しする「手押しゾーン」とします。
宇都宮城址公園:公園内を「手押しゾーン」とします。
八幡山公園(電動キックボードのみ):公園内を「手押しゾーン」とします。
※大通り:走行自体は可能ですが、大通りの一部区間は「バス専用・優先通行帯」に指定されています。路線バスの円滑な運行のため、ご配慮いただくようお願いします。
【参考】バス専用・優先通行帯について
・「宮の橋」交差点~「池上町」交差点
バス専用通行帯(時間制限:毎日7:30~9:00、17:00~18:00)
バス優先通行帯(時間制限:毎日9:00~17:00、18:00~20:00)
・「池上町」交差点~「桜2丁目」交差点
バス優先通行帯(時間制限:日祝除く7:30~9:00、17:00~18:00)
・ヘルメットの着用について
ヘルメットの着用は努力義務となります。所定のポートではヘルメットを格納した箱を設置しております。
・電動キックボードのご利用条件
アプリから①年齢確認書類の提出と②交通ルールテストの連続満点合格が電動キックボードのご利用条件となります。電動アシスト自転車のみのご利用の場合、これらの対応は不要です。
・保険
対物賠償、対人賠償、ご自身のお怪我が保険の対象です。
https://support.luup.sc/hc/ja/articles/360051962573-%E4%BF%9D%E9%99%BA%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6
・その他
宇都宮市でアプリを立ち上げる際、市特有のルール周知のため、定期的に注意喚起が行われます。
LUUPのご利用方法
ライドの前に、必ずお読みください。
● アプリのご利用方法
- 「LUUP」をダウンロードし、会員登録を行ってください。ダウンロードリンク:https://ride-your-city.luup.sc/Myjb/cfcdb04a
- 電動キックボードの利用をご希望の方は、アカウント設定画面から年齢確認書類の提出と、交通ルールテストの受験を行ってください。
- マップ画面から、ライドを開始したいポートを探してください。ポートの詳細画面からポートに電動キックボードがあることを確認できます。
- ライドを予約するか、ポートに到着したら「QRコードをスキャン」ボタンを押してカメラを起動し、乗りたい車両のQRコードを読み取ってください。
- 目的地ポートを選択し、返却する場所を予約してください。なお、目的地ポートは後から変更することができます。
- スマートロックが解錠されたら、車両から音が出て速度表示の液晶がつきます。安全にライドをお楽しみください。
- 目的地ポートに到着したら、枠線内に返却してください。
- 返却時の写真を送信したら決済が完了し、ライドが終了します。
● 電動アシスト自転車の乗り方
- サドルの高さは、サドル下にあるレバーで固定されています。調整するときには、このレバーを上げてください。走行する際には、安全のため地面に足がつく高さに固定をし、必ずレバーを下げてからご利用ください。
- 自転車の下部にあるセンタースタンドを上げてライドを開始します。 スタンドを地面に押し付けながら、自転車を前方に押してください。
- 停車する際は、センタースタンドを足で踏み込み、地面に固定しながらハンドルを上に引き上げ、 自転車を手前に引いて立ち上がらせます。
- 危険を知らせるため、ハンドルの左側にベルを取り付けています。ベルを鳴らすには、ベルの左側にあるグリップを前後に回転させてください。
その他 電動アシスト自転車に関するご利用ガイド:https://support.luup.sc/hc/ja/sections/360010715154-LUUP%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB
● 電動キックボードの乗り方
- 最高速度表示灯が搭載された車両は、「20km/hモード(点滅ではなく点灯の状態)」になっていることを確認します。地面を蹴って初速をつけ、両足を置きます。
- ゆっくりとアクセルを押すと加速します。車道の一番左側、また普通自転車専用通行帯がある場合は必ずそこを走るようにしましょう。
- 足で地面を蹴りながらゆるやかに曲がることができます。走行量の多い道路などを右折する場合には、交差点で電動キックボードを一度降り、横断歩道を押し歩いて渡ってください。
- 手元に自転車と同様の形のブレーキがあります。止まる時はゆっくりとブレーキをかけましょう。足をついて止まることも可能です。
その他 電動キックボードに関するご利用ガイド:https://luup.zendesk.com/hc/ja/sections/1500001008561
ライド中のトラブル、友だち招待に関するお問い合わせは、アプリ内のお問い合わせフォームからご連絡ください。
【LRT(Light Rail Transit)とは】
各種交通との連携や低床式車両(LRV)の活用、軌道・停留場の改良による乗降の容易性などの面で優れた特徴がある次世代の交通システムのことです。従来の路面電車と違い、高いデザイン性を備え、騒音や振動が少なく、快適な乗り心地など人と環境にやさしい乗り物です。
・芳賀・宇都宮LRT公式ホームページ:https://u-movenext.net/
【株式会社Luupについて】
株式会社Luupは、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリングサービスを通して、街じゅうを「駅前化」する新しい短距離移動インフラをつくります。現在、電動キックボードや電動アシスト自転車など「電動マイクロモビリティ」のシェアリングサービス「LUUP(ループ)」を東京・大阪・京都・横浜・宇都宮・神戸・名古屋・広島で提供しています。電動マイクロモビリティの普及によるCO2削減と、ご高齢の方も乗ることができる新しい電動モビリティの導入を実現し、すべての人が安全・便利に移動できる持続可能な社会をつくります。
・所在地:東京都千代田区神田佐久間町三丁目21番地24 AKIHABARA CENTRAL SQUARE 4階
・代表者:岡井大輝
・創業:2018年7月
・URL:https://luup.sc/
・アプリダウンロードURL:https://ride-your-city.luup.sc/Myjb/cfcdb04a
※LUUPアプリは、iOS 15 以降、iPhone 6s 以降、Android OS 8.0 以降の端末でお使いいただけます。
【本リリースに関するお問い合わせ先】
● 株式会社Luup
・広報担当:松本・村本
・E-mail:pr@luup.co.jp
・報道関係者からのお問い合わせ:コーポレートサイト(https://luup.sc/)下部のお問い合わせフォームより「報道・メディアの方向け」を選択の上、ご連絡ください
・サービスに関するお問い合わせ:0800-080-4333