代表メッセージ

代表取締役社長

代表取締役CEO

岡井 大輝 / Okai daiki

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創業への想い


◆「人口減少時代」における課題解決事業

現代の日本は、人口が継続的に減少することがほぼ確実な「人口減少時代」です。これに伴って、高齢化や共働き世帯の増加など、様々な問題が発生してきます。僕たちの会社は、まずは日本が抱える最も大きな課題に対して、解決策を提示する存在でありたいと考えています。その「人口減少時代」において予想される状況としては、UberEATSなどの物やサービスが直接自宅に届くサービスの利用が増えたり、「働きたい時に働く」「来てほしい時に来てもらう」などのCtoCマッチングサービスが進展してきたりなどが挙げられます。しかし、今の日本はこれらが浸透し切らない環境です。なぜなら、人が問題なく手軽に移動できる距離が、駅やバスが起点になって規定されてしまっているからです。

◆ 祖母の認知症がきっかけで立ち上げた介護士版Uberとその失敗

僕たちも、創業当初は直球で1つの社会課題を解決する事業をやっていました。一言で言うと「介護士版Uber」です。この事業は、僕の家族の原体験が発想の元となっています。祖母が認知症だったのですが、肉体的には問題なく立ち上がり、歩ける状態でした。そのため、深夜に火を使って料理をしたり、徘徊したりしてしまうにもかかわらず、立ち上がれるので要介護認定が重症の扱いにならず、国から受けることができる介護サービスの種類や頻度が制限されていたのです。

もちろん高齢化社会において、国や行政が提供する保障には限界があるのは当然のことです。このような行政だけではカバーしきれない部分への解決策を自分たちで提供するべく、「介護士版Uber」事業を立ち上げました。具体的には、数時間だけ働きたい主婦や元介護士が、数時間だけ祖母の面倒を見てほしい家に対して「見守り」サポートを行うマッチングサービスです。ですが、この事業は敢えなく断念しました。なぜなら、駅やバス起点の商圏内ではマッチングが十分に行えず、日本の今の交通の仕組みでは、人が人の元に行く事業は成り立たないと判明したからです。

◆ 移動手段の限界を解決するための「マイクロモビリティ」という領域

「介護士版Uber」は、僕の力不足により頓挫してしまいましたが、幸い当時のメンバーはその後も僕についてきてくれました。そして、日本の交通の柔軟性の欠如、駅やバス起点の商圏などといった課題の発見につながりました。今後更に加速するであろう「人口減少時代」ではCtoCのマッチングサービスや配達系サービスの増加が見込まれています。それらのサービス普及のカギは、日本の交通における課題を解決する新たな交通インフラの確立です。これらを解決するインフラとなる事業を僕たちがやろうと考え、マイクロモビリティのシェアリングというところにたどり着きました。